ヒョウモントカゲモドキの床材は赤玉土と鹿沼土のどちらが良い?

生き物
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ヒョウモントカゲモドキ(通称:レオパ)を飼育し始めて3年が経過しましたが、未だに悩ましい床材問題について、園芸用土としてポピュラーな赤玉土と鹿沼土を比較する形で考察してみます。

結論、飼育者の好みで選んでいい

結論としては、生体が黒またはオレンジ系でレイアウトもシックで落ち着いた色にしたいなら赤玉土、生体が白系で少し明るい感じにしたいなら鹿沼土をおすすめします。

正直、使い勝手とかで分けようとしましたが、客観的に見てどちらの床材も良いところと悪いところがあるので、生体の色や設置しているお部屋の雰囲気など、飼育者の好みで総合的に判断して選んで頂いていいかと思います。

佐々木寿入
佐々木寿入

個人的には鹿沼土の方が明るく見えてレイアウト映えしやすいのでオススメです。

 

赤玉土と鹿沼土の特徴

共通の特徴

  • 通気性 / 保湿性 / 排水性に優れている
  • 栄養素を含んでいないので虫が湧きにくく、雑菌も繁殖しにくい
  • 園芸用土として広く流通しており、他の爬虫類用の床材に比べて圧倒的に安い(大袋で買っても数百円程度)
  • 崩れると粉状になり、生体が暴れると舞い上がりやすい

赤玉土

  • 鹿沼土より暗く赤みががった色をしている
  • 鹿沼土より重め
  • pHは6前後とやや酸性

鹿沼土

  • 全体的に白っぽく、クリームのような色をしている
  • 軽石を主とする多孔質で、赤玉土より軽い
  • pHは5前後と、赤玉土より酸性。その分雑菌も繁殖しにくい

 

赤玉土を使ってみた感想

アクアリウム用の石や濃いめの流木などと合わせやすい

赤玉土に気孔石や流木を配置した例

全体的に茶色なので、濃いめの気孔石や流木などを組み合わせると色が浮きにくく、より自然色の強いレイアウトが可能です。

生体だとブラックナイトなどの黒系が良さそうですが、サングローなどのオレンジ系もダークカラーにピリッとアクセントが効いて映えると思います。

佐々木寿入
佐々木寿入

将来的にタンジェリンをお迎えする場合は赤玉土を使う予定です。

練り餌やペレット系は色が同化してしまい見失う事がある

レオパの餌にブレンドフードを与えている場合、ブレンドフードの色と赤玉土の色が同化するので、給餌の際に誤って落下すると見えにくくなります。

落下時にブレンドフードに赤玉土の小さな粒子が付いたりすると気づかなかったりするので、誤飲する前に取り除くようにしてください。

乾燥すると土の色が変わるので湿度管理ができる

赤玉土の色の比較(左が高湿度、右は乾燥気味)

全体的に暗い色をしている赤玉土ですが、水分を含むと更に黒っぽくなるので、ケージの湿度管理の目安に使えます。

また、通気性と排水性に優れているので雑菌も繁殖しにくく、長期間使ってもほぼ臭いがしないです。

最も店舗で入手しやすい基本用土

どこのホームセンターに行っても取り扱っており、価格も非常に安いので、頻繁に交換しても経済的なダメージは少ないです。

粒の大きさも小粒〜大粒ぐらいまでなら比較的小型の店舗でも取り扱っています。

購入するのは小粒か細粒がおすすめですが、粒が小さいほど崩れるのが早いので飼育者の好みで良い塩梅のものを選択して下さい。ちなみにメーカーによって粒の大きさの表記に若干のバラつきがあります。

佐々木寿入
佐々木寿入

ちなみに園芸用土の通販利用は送料が高くなりやすく、店舗の倍以上の価格になるのでお勧めしません(同じ値段で爬虫類用の高い床材が買えるので勿体無いです)。

 

鹿沼土を使ってみた感想

色が白っぽいのでケージ全体が明るく見える

鹿沼土とW&Y

私が鹿沼土を好んで使用している理由になります。

全体的にクリームっぽい明るめの色をしているので、スーパーマックスノーやW&Y、ブリザードなどの白系の生体によく合います

またレイアウトに関しては、ロックシェルターなどのクリーム系の設備と相性がいいです。逆に流木などの色の濃いものはちょっと浮き気味になります(流木の種類にもよりますが・・・)

 

赤玉土より更に湿度管理が容易

鹿沼土に霧吹きをしている様子(左側が霧吹き済み、右は乾燥状態)

赤玉土も鹿沼土も水に濡れると色が変わるので湿度管理の目安となりますが、鹿沼土は赤玉土より更にわかりやすく、湿度を保持している間、鮮やかなオレンジ色になります。

赤玉土より気持ち店頭価格が高くて種類が少ない

一般的に赤玉土より価格が高い傾向にあります(数十円〜百円前後)。

また、店舗の規模によっては大袋や小袋が1種類だけしか置いていなかったりと、粒の大きさが選べないこともあります。

小袋だけならまだいいのですが、レオパを1匹しか飼育していないのに大袋しか取り扱っていなかったりすると、余った鹿沼土の保管が面倒だったりしますので、もし大袋で検討されている場合はご自宅に保管場所があるか確認してから購入しましょう。

 

床材としての必要量

鹿沼土の小袋(一袋5L)

赤玉土や鹿沼土を床材として使用する場合、大体30×30cmのケージなら2.5Lぐらいあれば丁度いいと思います。5Lの小袋なら2個分、大袋なら5〜6個分ですね。

この辺りはレプタイルサンドなど、爬虫類用の床材を使用する時と同じ感覚でいいです。

 

床材の交換目安

基本的には土なので、使い続けると粒の角が取れてきて、床材全体が粉っぽくなってきます。

多少は大丈夫ですが、あまりにも粉っぽいと生体の気管に入って悪影響を及ぼすリスクがあるので、なんかケージ中がジャリジャリしてきたなと思ったら早めに交換してあげましょう。

目安としては床材を横から見た時、下の層に細かい粉が詰まっている感じがあるかどうかです。

佐々木寿入
佐々木寿入

霧吹きした時ときとかに臭ってきたら交換でいいでしょう。月1で交換すればまず臭いませんが、抗菌性が高いので3ヶ月〜6ヶ月スパンでも大丈夫だったりします。

 

おわりに

といった感じで、今回はレオパの床材として赤玉土と鹿沼土のそれぞれの特徴と使用感を紹介しました。

今現在(21年7月)は鹿沼土のみで飼育していますが、床材を白くすることで、飼育しているW&Yやマックスノーを白く仕上げたいという思いで使っているところもありますので、白化の効果がなければ、マックスノーだけ赤玉土に戻すと思います。

また、今回はレオパに限定しましたが、ツノガエルやサンドフィッシュ、コーンスネークの床材なんかも色々試してみたりしていますので、気になる方は是非動画の方も参考下さい。

爬虫類・両生類の床材を比較してみました【床材レビュー】

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