0dNpelAtERxMJ3DOyRO6abeykcvgf9SZIyHhiawd5Ks 緑の絨毯のメダカビオトープの作り方【めだか鉢屋外飼育】|ささき家の休日
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緑の絨毯のメダカビオトープの作り方【めだか鉢屋外飼育】

ささき

ベビーハイグロシードを使ってメダカのビオトープを立ち上げてみました。簡単に作り方をまとめたので、立ち上げの参考になれば幸いです。

 

宣伝:本記事は動画でも見ることができます

緑の絨毯のメダカビオトープの作り方(後編)【メダカの屋外飼育】(https://youtu.be/cUN4buZociI

 

完成イメージ

この記事ではこんな感じのビオトープを作ります。

 

必要なのは容器と土と水草の種

めだかの屋外飼育で、かつ緑の絨毯で綺麗にレイアウトしたい場合に必要なものは以下のリストの通りです。

最低限必要な準備物
  • 水草の種
  • 水草を育てる容器
  • ソイル(種類はなんでも良いですが、小粒の方が使いやすいです)

オススメの水草の種はカミハタさんのベビーハイグロシードで、見た目が綺麗で発芽率もそこそこ高いのが特徴です。

水草を育てる水槽はガラス製・陶器製どちらも好みで選んでもらって構いません。

しかし屋外で育てるなら苔がつきものですので、日々の苔の処理が面倒な方は陶器製で上から覗くタイプのものを購入されることをオススメします(一般的にはメダカ鉢という名称で売っています)

お好みで追加するもの
  • 浮き草
  • アクアリウム用の岩または流木
  • エアレーション
  • 太陽光充電式のLEDライト

水槽が十分大きい場合(目安としては水を入れたら移動できないほどの重量)は、絨毯にする水草の他に流木や石を置いても良いと思います。

水槽が小さい場合、浮き草はあまりオススメしません。
特にホテイアオイやアマゾンフロッグピットはすぐに増えるので、油断していると水面が見えなくなるぐらいになります。

水槽の中を水草で埋めるため、めだかの飼育頭数が多いと夜間に酸素不足になる可能性もあります

エアーレーションは日中に水面を揺らして水温の上昇を抑える効果もあるので、可能ならエアーレーション用のポンプの導入を検討してみてください。
電源が近くにないなら太陽光パネルとバッテリーがセットになったエアポンプを使うことをオススメします。

作り方1:容器にソイルを敷き詰める

屋外ビオトープに使用したソイル

容器にざっとソイルを敷き詰めていきます。

植物の鉢や流木など、レイアウト用に深く埋めたいものがあれば、先に設置してから2〜3回に分けて投入すると深さを調整しやすいです。

水草の根をしっかり張らせるために、ソイルは最低でも3cm以上の深さにしましょう。

今回はソイルを節約するために赤玉土で底上げしています。

 

 

作り方2:種を蒔く

使用した水草の種(ベビーハイグロシード)

レイアウトが決まってソイルを敷き詰め終わったら、緑の絨毯にしたいところに水草の種を蒔いていきます。

オススメの蒔き方として、小さいスコップやスプーンを用意してタネをふるい落とすようにすると、均一に蒔くことができます。

逆に手のひらに広げて蒔こうとすると、手にくっついて上手く広がりません。

仮に均一に蒔けなかったとしても、ある程度の隙間は水草の成長に従って埋まっていくので、あまり気にしなくても大丈夫です。

 

 

作り方3:毎日水を与える

水やり初日

水草の種を発芽させるためには適度な気温、栄養、水分が必要です。

霧吹きを使ってソイル全体を湿らせたら、可能な限り湿度を保つようにします。

保湿をするのに手っ取り早いのはサランラップですが、屋外の場合は風で飛ばされることもあるので、テープや輪ゴムで固定するようにしましょう。

梅雨の時期など、外の湿度が十分高いようであればラップを使わなくても大丈夫でした。

 

作り方4:葉が育ってきたら注水する

注水前のビオトープ

葉の密度が高い状態になったら注水します。

個々の成長具合によりますが、種を蒔いてから3週間が目安です。

注水するまでの期間は多少長く育てても問題ないですが、細かいままであまり変わり映えしませんので、ある程度育ったら水中葉にするために注水してしまいましょう。

この時、葉っぱの上にソイルが載っている場合がありますが、葉が広がると自然に見えなくなるので、無視してもらっても構いません。
気になる方はホースやタモなどで吸い出して下さい。

最初の1週間でほとんど芽が出ていない場合は、気温が低いか日照不足の可能性が高いので、日当たりの良い場所に移動するなどの調整を行って下さい。

 

作り方5:生体を入れる

購入したての赤メダカ

お好みでメダカを見繕ってビオトープに生体を投入します。

餌用メダカなら10匹数百円で購入できますが、ラメ入りなど品種名が大層なメダカは数千円以上する個体がいます。

屋外で飼育する関係上、飛び出し事故や他の野生生物の捕食などでロストするリスクもあるので、最初からあまり高い個体には手を出さず、1匹数百円レベルの個体から導入することをお勧めします。

ちなみに、どんな種類のメダカでも水合わせは必須ですので、時間をかけてじっくり水質を合わせていきましょう。

容器の大きさに比べて水草の量が多い場合は、夜間に酸欠になる可能性があるので、エアレーションの導入を強くお勧めします。

 

まとめ

作り始めてから大体1ヶ月で写真のようなビオトープが完成しました。

今回使った容器では、水草の種を一袋丸々入れると過密になっているので、60cmのトロ舟サイズでちょうど良いかもしれません。

5月の本州ではもうかなり暖かくなっているので、コロナ禍でのステイホーム中の趣味の1つとして、メダカ飼育も検討されてはいかがでしょうか。

 

ABOUT ME
ささき
生き物用の設備を作って楽しんでるサラリーマンです。最近の推しはカラカネトカゲ。
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