爬虫類を飼育する際にかかる電気代を計算してみました

雑記
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生き物をお迎えする際、ついつい生体の状態や販売費、飼育設備などに目が行きがちですが、お迎え後の飼育費も気にしていますか?

今回はその中でも飼育設備を整えた後にかかる電気代について、飼育設備ごとにどれくらいかかるのか計算してみました。

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電気代の計算サイト

電気代を計算してくれるサイトは色々ありますが、電気設備に記載されている消費電力から簡単に計算できる神サイトを見つけましたので、今回はこちらの計算結果を使って解説します。

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電力量料金の単価

一般的に電力量料金は1kWhあたりで記載されることが多いです。

1kWhがどれくらいの量なのか馴染みのない方向けに、環境省のデータを使って月当たりの平均電力消費量を計算すると、東京など首都圏を含む関東地方で320kWh/月、寒さの厳しい北陸地方で528kWh/月ぐらいとなります。

電力量料金はお住まいの地域(50Hz / 60Hz)や電力会社との契約プラン、1ヶ月ごとの使用料で変動しますが、平均すると1kWhごとの電気代は大体27円ぐらいなので、今回はこの数字を使って計算していきます。

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設備ごとの年間電気代はいくら?

パネルヒーター編

パネルヒーターはレオパやツノガエルなど、小型爬虫類のケージの下に敷いてケージの床をじんわり温める保温器具です。

各メーカーで色々な種類が販売されていますが、基本的にサイズが大きくなるにつれて消費電力も大きくなります。

例としてはレプタイルボックスならピタリ適温プラスの2号(消費電力8W)、エキゾテラの小型ケージなら3号サイズ(消費電力15W)を使うことが多いかと思います。他の製品にすると1W程度はバラつきますが、今回はこの製品で計算します。

基本的には24時間365日付けっぱなしにするものなので、年間の電気代は以下の通りです。

【パネルヒーターの電気代】

  • ピタリ適温プラス 2号(22×25cm 8W)=> 年間約1,890円(月間約158円)
  • ピタリ適温プラス 3号(22×42cm 15W)=> 年間約3,545円(月間約295円)

濾過装置編

濾過装置は電動ポンプにより水を循環させ、装置内部の濾過材を水が通ることによって不純物や有害物質などを吸着する装置です。

水場が必要な爬虫類・両生類のケージに必要となる設備で、爬虫類用は水中フィルターと呼ばれる小型の製品を使うことが多いです。

大型のものになると外部フィルターや上部フィルターなどがありますが、どちらかというとアクアリウム向けの商品ですね。水棲亀を複数匹飼育する場合は濾過能力の高い大型濾過装置を使います。

例としてGEXのカメ元気フィルターで計算してみましょう。消費電力は約4W、40L以下の水槽で使える汎用的な小型フィルターです。ちなみに40L水槽は大体60cm水槽に6分目まで水を入れた時の水量なので、水棲亀1匹程度なら十分だと思います。

基本的には24時間365日付けっぱなしにするものなので、年間の電気代は以下の通りです。

【濾過装置の電気代】

  • カメ元気フィルター(40リットル 4W)=> 年間約945円(月間約79円)
  • 水作タートルフィルター(150リットル 5W)=> 年間約1,182円(月間約99円)

保温ライト編

保温ライトは昼間や夜間にケージの内部を局所的に温め、ケージ内部で温度勾配を作ることのできる保温器具で、フトアゴヒゲトカゲやリクガメなど、幅広い爬虫類で使用する機会があります。

ケージの大きさや中の生体によって必要なライトの大きさが異なるため、消費電力はピンキリです。

正直どの製品でも基本性能はほとんど変わりませんので、商品名に引っ付いているW数で単純計算して良いでしょう。

ちなみにサンドフィッシュのケージで使用している保温ライトは50Wタイプです。

保温ライトのほとんどは1日に点灯できる時間が限られています(正確には長時間点けると熱で劣化するので、説明書などに記載されています)。ここでは1日8時間点灯と仮定して計算すると、年間の電気代は以下の通りです。

【保温ライトの電気代】

  • バスキングスポットランプ(25W)=> 年間約1971円(月間約164円)
  • バスキングスポットランプ(50W)=> 年間約3,942円(月間約329円)
  • バスキングスポットランプ(75W)=> 年間約5,913円(月間約493円)
  • バスキングスポットランプ(100W)=> 年間約7,884円(月間約657円)

紫外線ライト編

紫外線ライトは昼行性の爬虫類達が体内でビタミンD3を生成する際に必要になる設備です。

明るさに勾配をつけられる電球タイプと、ケージ全体を満遍なく照らす蛍光管タイプの2種類の他、最近は小型で省エネなLEDタイプも出てきています。

小型爬虫類なら大体は電球タイプで有名なレプタイルUVBの13Wか26Wタイプで足りると思います。

またよくある電球タイプとは似て非なるもので、メタルハライドと呼ばれる超強力な紫外線を照射するライトがあります。大量の紫外線を必要とする超大型爬虫類用なので、もはや電気代を気にするような層が購入するものでもない気がしますが、一応参考までに載せておきます。

紫外線ライトは太陽光の代わりとなるので、1日あたりの稼働時間は保温球と同じ8時間程度と考えて計算してみました。

【紫外線ライトの電気代】

  • レプタイルUVB 150(26W)=> 年間約2,050円(月間約171円)
  • レプティサン10.0(蛍光管 54W)=> 年間約4,257円(月間約355円)
  • パワーサンH.I.D(メタハラ 70W)=> 年間約5,519円(月間約460円)

生体ごとの年間電気代はいくら?

参考までに、私が飼育している爬虫類にかかっている電気代を計算してみました。

ヒョウモントカゲモドキ

ヒョウモントカゲモドキ(レオパードゲッコー)の飼育環境で必要な電気製品は最低限パネルヒーターぐらいです。

よって年間の電気代は約1,890円で済みます。

ツノガエル

ツノガエルもレオパと同じくパネルヒーターを設置するだけで済みます。

ギリギリ追加するとすれば苔リウムなど、レイアウトにこだわる方は滝の再現のために水中フィルターを使うぐらいでしょう。

よって年間の電気代は約1,890〜2,835円程度です。

コーンスネーク

コーンスネークはトグロを巻いて小さくなるとはいえ、アダルトの長さは1m超えなので、ケージ床面積はレオパやツノガエルより数段大きくなります。

といっても紫外線ライトは基本不要とされているので、パネルヒーターの15Wタイプがあれば最低限事足ります。

よって年間の電気代は3,545円です。

ニホンイシガメ

屋外飼育の場合は太陽光がバスキングランプと紫外線ランプの役割を果たします。水替えも毎日行う場合は濾過装置も不要なので、実質電気設備は不要です。

よって年間の電気代は0円です。

サンドフィッシュスキンク

元々はエジプト周辺の砂漠に住む種ですので、保温ライトと紫外線ライトの両方が必要です。

普段は砂に潜っており、食事の時はホットスポットに集まってくれるので、ケージ全体を照らすようなレベルまではいらないかなとは思います。

私の環境の場合、保温ライトは50W、紫外線ライトは26Wタイプを1つずつ使っています。

よって年間の電気代は5,992円です。

まとめ – 飼育設備を導入するならランニングコストも考えよう –

といった感じで、今回は爬虫類の飼育に必要な電気設備の電気代を計算して、私が飼育している爬虫類たちの飼育費の一部を確認してみました。

基本的に熱を出す設備は電気代がかかる傾向にありますね。

昼間に昼行用ライト、夜間に夜間用の保温球を使用するような環境だと年間の電気代は1万円を余裕で超えてきますので、狙っている生体にどのような環境が必要なのか、よく調べてからお迎えすることをお勧めします。

 

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