初心者でも簡単に作れる爬虫類シェルターの自作方法を紹介します

ものづくり
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爬虫類を飼育していると「この子にはこんな色のシェルターで合わせたい」とレイアウトに拘る人も多いかと思いますが、既製品の爬虫類シェルターだと種類が少なくて難しいですよね。

そんなデザイン重視の方向けに、今回はモルタルを使った自作の爬虫類シェルターの作り方をご紹介します。

 

 

完成イメージ

初めてモルタルで製作したドライシェルター

この記事の通りに作った場合、上の写真のようなそこそこ見た目の良いドライシェルターができます。

上達すれば自作爬虫類シェルターで有名な「ともえ屋さん」のようなシェルターも作れるかも・・・?

 

モルタル、塗料、容器などの必要なものを用意する

モルタルシェルター用の道具一式(全てダイソーで買い揃えました)

まずは道具を一式揃えます。

お近くに大きなホームセンターがあれば大体は揃いますが、全部まともに購入すると7,000円〜と高額になるので、お試しで作りたい人はとりあえず100円均一を利用して安く済ませましょう。

準備物一覧

  • スチロールカッター(なければ切れ味の良いカッター)
  • スタイロフォーム
  • モルタル(速乾性でもOK)
  • 多用途塗料(安いのでいいです。白系がオススメ)
  • ミルクペイント(お好みの色でOK)
  • 接着剤(シリコンコーキング剤や木工ボンド、多用途ボンドなど)
  • 保護ゴーグル
  • ゴム手袋またはビニール手袋
  • モルタルを混ぜる容器
  • スコップ
  • 刷毛

準備物のうち、100円均一(Daiso)で揃うもの

以下のものは100円均一で大体揃います。

  • 接着剤 ・・・ 木工用のボンド
  • 保護ゴーグル ・・・店舗によっては置いていないかも
  • ゴム手袋・・・キッチン用品コーナーに置いています
  • モルタルを混ぜる容器・・・大きめの洗面器で代用できます
  • スコップ・・・園芸用品コーナー。塗装されていないのがオススメ
  • 刷毛・・・小さいものと中くらいの大きさを選ぶと使いやすいです

準備物のうち、品揃え的に通販が有利なもの

以下のものは通販を利用すると種類が豊富です。

  • 発泡スチロールカッター
  • モルタル

スチロールカッターは先端が棒タイプのものと弓タイプのものがありますが、どっちも使う事が多いので取り替え可能なものを選ぶと捗ります。

 

 

モルタルはホームセンターの鋼材コーナーの近くで25kgぐらいの大きな袋が数百円で売っていたりしますが、正直使いきれないので、最初は小袋で十分だと思います。

大体4kgのパックでレオパサイズの小型シェルターが4〜6個作れますので、購入量の参考にしてください。

モルタルと間違えてセメントを購入しないように注意ください。セメントはモルタルより流動性が高く、今回のようなベースに盛っていくタイプの造形に向きません(経験談)。

 

 

スタイロフォームを切り出して組み立てる

切り出し前のスタイロフォーム
切り出し後のスタイロフォーム

道具が揃ったら早速作り始めましょう。

本当はイメージ図を描いてから進めた方が良いのですが、最初は勝手がわからず、大体はイメージと違うものができて挫折する要因になるので、深く考えず感性で作り始めてもOKです。

ただし、レプタイルボックスなど小さなケージに入れる場合は、ある程度寸法を測ってから切り出した方が良いです。

油性ペンなどでスタイロフォームに下書きし、スチロールカッターを使ってザクザク切り出していきます。

スチロールカッターの使い方に慣れないうちは切るスピードを遅めにして、ニクロム線に過剰な負荷をかけないように注意ください。最悪、ニクロム線が切れてしまいます。
(切れたら予備があると思うので交換してください)

なお、カッターナイフで切っている方は気にせず自由に切り出して下さい。

切り出したら適当にそれっぽく組み上げて、形が決まれば接着していきます。

スタイロフォームを切り出して組み立てた様子

 

モルタルを練って塗りつける

モルタルを塗りつけて乾燥している様子

洗面器にモルタルの粉と水を配合して練っていきます。

モルタルのパッケージ通りに配合するのが強度的にもベストなのですが、難しい場合は少しずつ水を加えながら調整してください。最初は少し水っぽいぐらいが塗りやすいと思います。

全面に満遍なく塗ったら数日乾燥させます。

乾燥時間は冬場なら4日、夏場なら1〜2日程度で乾きます。
分厚く塗る場合はもう上記の日数にもう2〜3日足すと良いです。(大気に晒すことでモルタルのアク抜きも兼ねています)

佐々木寿入
佐々木寿入

モルタルの下にビニール袋を敷いておくと乾燥した時にモルタルが剥がれにくくなります。

 

モルタルの上から下地塗りをする

下地塗り後のシェルター

モルタルが十分に乾いたら、多用途塗料で下地塗りをします。

いきなり本塗りに入っても良いのですが、モルタルの表面が孔だらけなためか、結構塗料を吸ってしまうので、安い塗料を先に染み込ませて重ね塗りする方が結果的に良い出来になります。

重ね塗りをすることで爬虫類が塗り残した箇所からモルタルを直接舐めるリスクを軽減できます。(モルタルのアク抜きが十分にできていない可能性もあるため)

また時間に余裕があれば、底面とそれ以外箇所で2回に分けて塗ると、乾燥台に乗せる時に塗料が剥がれないのでオススメです。

 

 

ミルクペイントで本塗りをする

ベース塗料を塗装した後のシェルター

下塗りと同じ要領で好きな色を塗っていきます。

最初は下塗りの色より濃い色で塗れば、塗り残しを見つけやすいのでオススメです。また逆に白で塗りたい場合は下塗りの塗料は黒やグレーなどを選ぶとわかりやすいです。

爬虫類が直接触れる面になるため、なるべく生体に影響の少ない塗料を選びましょう。

佐々木寿入
佐々木寿入

個人的には乳幼児の玩具にも使えるミルクペイントがオススメです。

 

 

オプション加工:ウェザリング(汚し)

ウェザリング作業中の様子(乾燥した筆で塗装します)

本塗りだけだとのっぺりしてて物足りないという方は汚し加工をオススメします。

やり方は以下の3ステップです。

  1. 刷毛の先端に軽く塗料を含ませる
  2. 乾いた布などで刷毛の先端の塗料を拭いとる
  3. そのまま本塗りの面に刷毛を軽くあてるように塗る

刷毛の毛先は短く、ギザギザに切り揃えておくと塗り面が調整しやすくなります

 

おわりに

といった感じで、今回はモルタルを使った爬虫類シェルターの作り方を紹介しました。

最初の道具は細々と必要になりますが、一度揃えてしまったあとは塗料とモルタル代ぐらいで、かなりコスパの良い製作が可能になります。(スタイロフォームは半畳分でせいぜい500円程度です)

なかでもセンスのある人は爬虫類シェルターなどを作って販売されていたりするので、趣味にとどまらず、副業としても検討できると思います。
(私の知っている某爬虫類シェルター屋さんは草花のイミテーションをつけたり、使用する塗料が多かったりと、かなり手間暇かけて作られているので、割りに合わない可能性もありますが・・・)

爬虫類シェルターだけでなく、水入れや餌入れ、バックボード、アクアリウム用のオブジェなんかにも使えたりするので、市販のもので満足できない人は是非トライしてみてください。

 

他にも色々DIYをしているので、良ければチャンネル登録して動画の方もチェックしてみて下さい。

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